金色のスプーン

わくわくしながら生きていく。

チーム

今日も先輩に話をされた。

”も”と思うのは、先日上司に叱られたこととも、繋がっていることだと思うからだ。

今日どういう気持ちで仕事をしていたか問われたけど、答えられなかったよ。

サボってたわけではないし、そのとき必要なやり取りをしていたはずなんだけれど、あらためて問われると、そんなの放っておいてもっと別のことをしていた方が良かったんじゃないかって、そんな気持ちだった。

 

周りを見ていないこと、自分本位で動いていること、与えてもらうことばかり考えていること。

要約するとそういったことを先輩は話してくれ、それは逐一私を刺した。

「後輩に、あなたの動きが分からない、嫌だって思ってほしくない」って言ってたけど、私はもうそう思われていると思っていて、そしてそれは仕方がないと諦めていた。

全体を見ること、気付くこと。それは後輩の子たちのほうが圧倒的にできていて、到底追いつけると思えないからだ。

育ってきた環境が感覚を育てると思う。

それなら今からそれを知ることはかなり難しい。

まずどうしたらそんなことができるのかわからなかった。

 

チームに所属している自覚がないと思う。

これにたどり着くたびに、学生時代に団体スポーツをやってきたらよかったと思う。

それでも高校時代に演劇をやっていたら、言い訳はできないか。

大学だってサークルをみっつも掛け持ちしてきたわけだけど、チームで協力する、支え合う感覚なんて全くに学べずにいた。学ぶ気もなかった。

だからわからないんだ。それがどういう感覚なのか。

だから憧れるんだ。みんなで喜びあえることに。

 

シェアハウスに引っ越しをしたことだって、そこで子育てをしたいと思ったからだ。

シェアハウスというコミュニティで、いかにチーム力を高めて子どもを育てられるか。

そこに集団で子育てをする良さがある。

そうでなければ、お荷物が増えるだけ。

 

どうしたらいいかわからない私は、先輩の言ったことを、ひとつずつやるしかないのだ。

 

以下、先輩と話したあとに残したメモより。

・チームのために出来ることを探す。

・”ありがとう”を伝える。

・周りが何をしてくれているのか気付く。

・自分から与える。

・見返りがなくても与える。

・人とつながる。

・自分といて嫌だと感じたことを相手に聞く。

・わからないならそのやり方を見る、聞く、一緒にやる。

・私がこう動くことでほかにどう影響が出るのか考える。

・相手がどうしてそういう行動をしたのか考える。

 

泣きながらでも、やるしかない。

だって嬉しかったんだ。

そうやって話をしてくれることが、嬉しかったんだから。