金色のスプーン

わくわくしながら生きていく。

思いやり

気持ちを向けられると弱いから、単純だなと思う。

昨夜久しぶりに電話をした。
流れで、私とは付き合ってないのに何でするの?なんで他の人とはしないの?って聞いた。
そしたら、僕とあなたの間には思いやりがあるでしょ?って。
そうなのよね、私もそう感じてた。
言葉の端っこや、笑い声、ご機嫌そうな様子からにじみ出てる。それはお互いに。
それを思いやりと表現するあたり、知らず知らずに感情の人なんだよなぁと思うよ。

答えは知っていたけどね。
直接向こうの言葉で聞きたいものよね。

私には最初から甘いじゃんって言ったら、うん、甘いって即答してた。
ずーっと気にかけてくれてたのわかるから。

高校や大学の頃はほんとどうしようもなくて、泣きながら電話をして、話を延々と聞いてもらって説教されてって、どれだけ繰り返してたかわからないよ。
私が変わったのはあなたがいたからではないけれど、ずっと見守ってもらえていたことは大きいよ。私が進化する過程をずっと見てくれた生き証人。
それが今じゃ、「僕の方が説教されそう」って。
そうだねって笑っておいた。

お互いに、柔らかくなった。
委ねることができるようになったよね。
前に、甘えたら立ち上がれなくなりそうで怖いって言っていたけど、覚えてるかな。
たぶんもう甘えてるし、甘え終わったら、ちゃんと立ち上がってるよ。

気付いたら、13年くらいの関わりで、ああ長いものだなぁと思うよ。つながり。縁。ありがたいね。