金色のスプーン

わくわくしながら生きていく。

終わり2

書いたら、整理出来たのか、電気を消して横になったら、涙が止まらなくなった。
こうしてしんどい夜に気兼ねなく電話をかけることもないんだなぁとか、泣きながら話を聞いてもらうこともないんだなぁとか、本当にほんとうに、信頼してた。
友達はいるし、気にしてくれる子もいるけど、私が気兼ねなく突然しんどいなんて夜中に電話をかけられる友達はいなくて、その役割はすべてあの人が担ってくれていた。
電話できなくても、着信を残せたらそれで良かった。
私のことなんて大したことないと気にしない態度に安心して寄りかかっていた。
それがこういうことになってるんだから、皮肉なものだけど。
コインを表から見るか裏から見るかなんだと思う。
それは同じもので、タイミングが違っただけ。
ずっとそれに救われてきたけれど、諸刃の剣だったんだなぁ。
苦しいなぁ。


声あげて泣けたから、眠れそう。
しんどいのはずっと続くから、仕方ない。
13年も関わってきたんだ。
日にち薬で耐えるのって、みーんなやってきてるのに、なくならないものだね。